【新唐人2015年05月14日】IT専門調査会社、IDCのデータによると、世界最大のスマートフォン市場の中国で、2015年第1四半期の出荷台数が前年比で4・3%減少しました。前年より減少するのはここ6年で初めてのことです。
これまで中国メーカーは次々とスマートフォン市場に参入してきました。しかしIDCの統計によると、2015年の第1四半期、中国でスマートフォンの出荷台数は9880万台で、前年比では4・3%減少しました。
ロイター通信
「2015年第1四半期、初めて中国でのiPhone売り上げが米国を超え15%近くに達しました。ただスマホ市場は6年ぶりに縮小したため、メーカーは他の収入源を探しています」
中国のスマートフォン市場では、高級品と安いタイプのものが売れる、両極化の現象が現れました。そこで中間クラスのスマートフォンを製造していたメーカーは、高級品への転換を模索しています。
XIAOMI創始者 雷軍氏(2015.1.13)
「XIAOMIの戦略は携帯を中心にあらゆる設備をネットワーク化し、5~10年の間にスマホの分野で世界一になることです」
ASUS 施崇棠会長(2015.03.19)
「新たな考え方ですが、商品 アイデア マーケティングを一体化します。この考え方は大事です。高品質低価格と言いますが、最後に試されるのは、その実力です」
中国のスマートフォン市場の縮小は、台湾や中国のメーカーに影響を与え始めています。5月11日、台湾の携帯メーカー、HTCがストップ安になるなど、関連メーカーは全面的に株価が下がりました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://ap.ntdtv.com/b5/20150512/video/148529.html? 中國手機市場萎縮? 6年來首見衰退4.3% (中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)